キーキャップは、キーボードに取り付けられるだけでなく、普段の入力にも合うものを選びたいところです。Alice LayoutやArisu Layoutでは、使いたい言語の刻印に加えて、分割スペースバーや修飾キーのサイズを確認する必要があります。SIMPOCUBICのMOAシリーズは、さまざまなキーサイズと、フランス語AZERTY・ドイツ語QWERTZ・英語QWERTYの選択肢を用意しています。
Alice LayoutとArisu Layoutを知る
Alice Layoutは一般に、左右の文字キー群が内側に傾き、中央に間隔があり、スペースバーが分割されたキーボードを指します。ここで紹介するAliceキーボードには、ファンクションキー列、独立した矢印キー、2つのBキーがあります。
Arisu(アリス)は、Aliceを日本語の発音に合わせて表記した名前です。この系統のデザインには両方の名称が使われますが、キー配置はモデルによって異なります。右端にHome・Page Up・Page Downの列があるものも、ないものもあります。Winが左スペースバーの隣に配置される場合もあり、最下段のFnやCtrlの位置も一定ではありません。
こうした違いがあっても、まったく別のキーキャップセットが必要になるとは限りません。まず実際のキーボード配列を見て、必要なサイズと個数を照合しましょう。ANSIとISOは物理的なキー配置を表す規格で、Alice系のキーボードにも当てはまります。
Alice Layoutのキーキャップサイズガイド

1U・1.25U・2.75Uは何を表す?
1Uは通常、文字キー1つが横方向に占める幅を表し、約19 mmです。キーキャップ本体の幅は、それより少し狭くなっています。
同じ刻印の修飾キーでも、1.25Uは1Uより横幅を取ります。同様に、写真では似て見えるShiftキーやスペースバーも、必要なサイズが異なる場合があります。
以下は、一般的な構成を2種類比較した例です。実際の構成はモデルによって異なります。
| キー | 一般的なキーボードの例 | Aliceキーボードの例 |
|---|---|---|
| スペースバー | 6.25U | 左2.25U + 右2.75U |
| 左Shift | 2.25U | 2.25U |
| 右Shift | 2.75U | 1.75U |
| メインキー領域のEnter | 2.25U | 2.25U |
| Backspace | 2U | 2U |
| B | 1U × 1 | 1U × 2 |
これらは配列に必要なサイズを説明するための例であり、SIMPOCUBICのキット内容や、掲載写真のキーボードの仕様を示すものではありません。
分割スペースバー・右Shift・最下段の修飾キー
標準的な長いスペースバーしか含まれない基本セットでは、分割スペースバーの構成に対応できません。上のAliceの例では、必要な2.25Uと2.75Uの2本を6.25Uの1本で代用することはできません。
右Shiftも確認が必要です。上のAliceの例は1.75Uですが、一般的なキーボードの例は2.75Uです。左Shiftは別途確認しましょう。特にISO配列では注意が必要です。
次に、右スペースバーの周辺と最下段にあるFnやCtrlを確認します。1Uの位置には1U、1.25Uの位置には1.25Uのキーキャップを合わせます。幅の広いCtrlには1.5Uが必要な場合もあります。最下段の修飾キーがすべて同じ幅だと思い込まず、必要な右Shiftとあわせて確認しましょう。
サイズの確認は出発点です。スイッチの取り付け形状、スタビライザーの位置、プロファイル、周囲とのクリアランスも一致する必要があります。幅が同じでも、2.25UのShiftを2.25Uのスペースバーの代わりに使えるとは限りません。
SIMPOCUBIC MOA:ANSI・ISO・Alice・Arisuへの対応
SIMPOCUBIC MOAキットは、さまざまな修飾キー、スペースバー、配列ごとの追加キーにより、ANSI・ISO・Alice・Arisuに対応しています。MOAはキーキャップのプロファイルを指します。お使いのキーボードの配列と、選んだ言語版のキット画像を照らし合わせ、キーサイズ、個数、スイッチとの互換性を確認してください。特に分割スペースバー、Shift、Enter、最下段の修飾キーは入念に確認しましょう。
Rhapsody MOAのフランス語版・ドイツ語版のキット図と、SIMPOCUBICが確認した仕様では、以下の選択肢があります。

| キーキャップ | 確認済みのサイズ・オプション |
|---|---|
| Fn | 1U, 1.25U |
| Ctrl | 1U, 1.25U, 1.5U |
| 追加のAlt | 1U, 1.5U |
| 追加のWin | 1U |
| Menu | 1.25U |
| 拡張用Shiftキー | 1.25U, 1.75U, 2U |
| 分割スペースバー | 2.25U, 2.75U |
| 追加のロングスペースバー | 7U |
| その他の配列用オプション | 追加のBとL字型ISO Enter |
ここに挙げたものは一部であり、全内容の一覧ではありません。選ぶ言語版のフルキット画像をご確認ください。
SIMPOCUBIC MOAキーキャップから、お使いの環境に合うカラーとキットを探してみてください。
同じ言語、2つの配列:フランス語AZERTYの例
標準的なANSI配列
Alice Layout
Rhapsody MOAの言語オプションとフルキット画像をご覧ください。
SIMPOCUBIC MOAの多言語配列オプション
SIMPOCUBIC MOAキットには、ドイツ語QWERTZ、フランス語AZERTY、英語QWERTYなど、多言語の配列オプションがあります。普段使う言語に合わせてキーキャップを選べます。以下ではドイツ語版とフランス語版を紹介します。
言語を選んだら、文字、数字列の記号、句読点が普段の入力環境に合っているか、さらにキーボードに必要なキーがキットに含まれているかを確認しましょう。ISOでは特にEnterの形状、左Shift、追加キーの位置に注意が必要です。OS側の入力配列は、キーキャップとは別に設定します。
ドイツ語 · QWERTZ
フランス語 · AZERTY
フランス語AZERTYまたはドイツ語QWERTZのキーキャップを探し、フルキット画像でお使いのキーボードに適合するか確認しましょう。
セットを選ぶ前に
キーボードの正確なモデル名と、ANSI・ISOのどちらの構成かを確認します。スペースバー、Shift、B、Enter、最下段の修飾キーをそれぞれ確認してから、言語とカラーを選びましょう。
SIMPOCUBIC MOAなら、分割スペースバー、多彩なサイズの修飾キー、使い慣れた言語の刻印を組み合わせられます。見た目だけでなく、実際の配列と日々の入力に合うセットを選べます。


